
世界で広がる「Money Voting」という考え
世界では「Money Voting」という合言葉で、個々が日々に使うお金の力で、より良い未来を作って行こう、という動きが広がっている。
自分のお金で、一票、また一票、と暮らしの中で、自分のいいと思う価値観、賛同したい取り組みをしている会社、私たちが使うお金のアクション一つ一つが、良い未来を形作るお金の投票なのです。
そのお金、誰に払ってる?
日々何気なく使っているお金、街中で、コンビニで、ネットショップで、お食事で。
そのお金の行き着く先は、誰でしょうか?どの様な会社でしょうか?
環境にも、従業員にも優しい配慮をしている会社なのか、はたまた廃棄問題や雇用問題がある会社なのか。
買うもの、お店をチョイスするのは私たちの自由。お金を払う行為の一つ一つが、どんな社会を作るかの一票になるとしたら、優しい選択をしたいもの。
その値段の背景

例えばファッションにしても、家具にしても、食べ物にしても。
安価なものが市場に溢れる様になり、お買い物に対して良くも悪くもハードルが下がってしまいました。
- その値段の背景はどんな?
- 安い理由、高い理由は?
- 真っ当に作られている?
- 人権を無視した様な労働の元作られていない?
昔、会社員時代にとある世界で有名な大企業と仕事をしていた際に、取引開始の審査がとても厳しかった。扱うその製品が作られている海外の工場の労働環境を厳しくチェックしており、強制労働が無いかはもちろん、従業員数に対するトイレの数などまで重視しており、万が一違反している工場で作られた製品であれば取引しないというスタンスだった。
目先の値段は、今だけの値段
ー買う時は思い切った高い服ー
気に入ってもう何年も着ている服。そして、この先もずっと大切にしたい服は長い目で見れば安くなる。愛着を持ち長く大切に出来たら、環境にも優しい。
ーちょっと高い八百屋さんー
無農薬で大変な手間を掛けて作られた、生命力溢れる野菜が並ぶ。高い理由は、薬を使わないで育てる分の労力が掛かること、生産量も少ないこと。少し高い野菜かもしれないが、心身共に健康体でいられれば、元気に過ごせる。肌も綺麗だから化粧品のお金が浮いてしまうかもしれない。
ーちょっと高い洗剤ー
環境やお肌にいいのはもちろんの事、毛玉知らず、ふんわり仕上がり。服やタオルが長くいい状態で使えるかもしれない。
投票券はお手元に
お金は投票券。一票、一票、意義ある使い方をして行きたい。
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